gensaiyo 玄彩窯
昔、焼物の一大産地だった愛媛県松山市平井町で、主に磁器を中心とした作品を制作しています。砥部町に隣接した窯元で松山市でも多くの砥部焼作家が活躍しています。テーマは、普遍性です。焼物は、焼成後、割らない限り、無限の生命を持ちます。従って我々作り手は、高い志を持って、あくなき美を追求していかなければならないと思っています。玄彩釉と言う黒っぽい釉薬に流し掛けをした作品。白磁に絵付やカキ落した作品。青白磁に刻文をした、主に瀬戸内海の波を表現した作品等のシリーズがあります。得意はロクロ成形。日本伝統工芸展、日本陶芸展、全陶展、愛媛の陶芸展等に、入選入賞多数。現在厚生労働省ものづくりマイスター。愛媛県ものづくりマイスター認定。一級技能士。砥部焼技能士会会長。全陶展常任理事、審査員。